DX成功の鍵は“最初の一歩”の逆算
「とりあえずデジタル化」が失敗する理由。
デジタイゼーションで全てが決まる?
今日はそんな「DXを成功に導く3つのステップ」についてのお話し。
(相談者Cさん) 聞いてくださいよ……。社長に「我が社もDXだ!まずはペーパーレス化から始めろ」って言われて、社内の書類を全部PDFにしてみたんです。そしたら現場から「余計に仕事が増えた!」「前のほうが楽だった!」って大ブーイングを食らいまして……。

典型的な「デジタル化の罠」にハマっちゃったみたいですね。デジタル化が成功するかどうかは、実はその最初の一歩の「出来」で決まります。
(相談者Cさん) えっ、そうなの!? でも「ホームページがないと信用がない」って言われない?
デジタル化には「3つのステップ」がある

まず整理しておきたいのが、私たちが普段「デジタル化」とか「DX」って呼んでいるものには、実は3つの明確な段階があります。
| ステップ | 名称 | 意味 | 具体例 |
| ステップ1 | デジタイゼーション | 紙からデータへの置き換え | 書類のPDF化、手書きをExcelに入力 |
| ステップ2 | デジタライゼーション | 業務フローのデータ化 | クラウドでの承認システム、CRMの導入 |
| ステップ3 | DX化(デジタルトランスフォーメーション) | デジタルによる変化・変革 | 新しいビジネスモデルや価値の創出 |
(相談者Cさん) 言葉の意味はわかりました。でも、ステップ1(デジタイゼーション)から順番にやっていくなら、僕の進め方は間違ってないハズじゃ……?

そのPDF、どこにどんな名前で保存しましたか?
(相談者Aさん) えっ……? とりあえず各自の共有フォルダに「議事録最新」とか「資料1」みたいな名前で適当にアップしてもらいましたけど……。

「とりあえず」で適当にデジタイゼーションをやってしまうと、ルール設定がめちゃくちゃになります。 現場の実際の業務フローを無視したデジタル化をやると、検索性も悪くなるし、データ形式もバラバラで誰も使えないゴミデータの山ができあがって、結果「紙のほうがマシ」っという、よく聞く失敗パターンです。
成功の鍵は「ゴールからの逆算」
(相談者Cさん) う、耳が痛いです……。まさに今その状態です。

デジタル化を成功させるために一番大事なのは、「最終的にどこを目的にするのか」という理想(ゴール)を最初に決めること。
(相談者Cさん) あッ! つまり、「将来こういうデータフロー(デジタライゼーション)で仕事を自動化したいから、逆算して、最初の書類PDF化の段階でこういうフォルダ分けとファイル名のルールにしておこう!」って考えなきゃいけなかったんだ……!

大正解! ゴールや理想から逆算して、しっかりルールを組んでデジタイゼーションを進めること。 だからこそ、「デジタル化の成否は、最初のデジタイゼーションの出来で決まる」と言っても過言じゃないです。ルール作りや効率のよいツール選びにお困りの際にはご相談ください。


